青森県・青森、八戸、弘前へぶらりと…
★味噌カレー牛乳ラーメン(青森市)
この食欲が湧く名前…弘前でその存在を教えていただき青森市へ。
カウンターに座って注文、どうつくるのか興味津々です。
丼に牛乳パックから牛乳を注ぎます、そしてカレー粉末、味噌。
もやしを炒めたスープを入れて麺を投入、もやし・メンマなどとバターを乗せて完成。
味は、まろやかの中にカレーの風味と味噌のコク…これは美味しいです。
素直におすすめできます。
カップラーメンは美味しくないそうなので実際に店舗で食べましょう。
★夜の八戸
この時期の日没あたりから八戸の飲み屋街は賑やかになってきます。
屋台の連なる「八戸屋台村みろく横丁」、「れんさ街」、「ハーモニカ横丁」などいくつの飲み屋が並ぶ通りがあります。
10月ともなれば、冷たい風が町を包みます。
そんな寒さが飲み屋の品書きすべての魅力を増します。
青森の地酒で、イカ焼き、イワシ、おでん、サバ、せんべい汁と美味しいもの。
地元の飲ん兵衛が好んで食べる「ホヤの刺身」を少しいただきました。
磯の香りが強く、柔らかく噛んでいくと甘い…そうです。
残念ながら、その境地にはまだ達せずまだまだ青森の味を探求する必要があるようです。
おでん汁で食べるお茶漬けは、この季節には最高でした。
★蕪嶋神社(八戸市)
空からウンが降ってくるウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている「蕪島」、その頂上にある蕪嶋神社。
期待を胸に石段を上がっていくと…神社が無く…御祭神の市杵嶋姫命がぽつんと佇んでおりました。
どうやら、昨年の2015年11月5日に社殿から出火して全焼してしまったそうです。
蕪島の象徴となるウミネコと神社…神社は全焼ですが、ウミネコの繁殖は神社がなくなったことで新たに巣作りできる場所が増えて昨年より賑やかだったとのこと…皮肉なものです。
★弘前城(弘前市)
東北で唯一の現存天守を持つ「弘前城」。
2代藩主、津軽信枚の手により1611年に鷹岡(高岡)の地に鷹岡城(高岡城)として完成しましたが、5層6階の天守は1627年に落雷により焼失。天守を武器庫として使っていたため火薬に引火して収蔵していたお宝もろとも大爆発したそうです。
その翌年に魔除けを込め鷹岡を弘前と改め城も弘前城となりましたが、武家諸法度により自由に城を築けないので弘前城は天守がないままでした。
その後の1810年に、蝦夷地警備の功績により三層櫓を新築する名目で、現在の3層3階の小ぶりな天守ができたとのことです。200年近くも天守がなく念願の天守ができたときは如何ほどの喜びだったのか…
名古屋城の天守が本来の木造で復元されることになり、その完成が2026年か2027年頃。
時代は違えど、その際にどんな感激を知れることでしょう。
現在は、石垣が外側に膨らんでしまったためその修復で天守は少し別の場所に移動されています。
本来の場所にない天守は何か存在感が希薄です。
10年かかる工事、早くに元の位置で天守を桜とともに見たいものです。
★青天の霹靂
青森のブランド米「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」
ひとめぼれ系統で、約10年を費やして研究・品種改良を積み重ね生まれた青森の新しいお米です。
昨年の青森訪問の際にラジオで知ったけど現物を見かけることがありませんでしたが、今回10月10日に一斉発売と言うことで、スーパーの特設売り場に積んでいたので購入です。
ずっと気になっていたので、炊きあがりも含めて楽しみです。