“ 往来をぶらぶら一人歩いてゐる ”
長野県松本市・松本城へぶらりと…
「松本城(烏城)」は、1593~1594年に建てられ、日本最古の現存する天守を持ち、犬山城、彦根城、姫路城の3つの天守を加え「国宝四城」と呼ばれ国宝です。
残念ながら、あまりに多くの観光者に本丸は攻めこまれており入城を諦めてしまいました。
正面からの姿は見られませんでしたが、当時の庶民目線でお堀越しから眺めても威風堂堂とした存在です。
夕方には、長野県伊那市・高遠(たかとお)城址公園へ
「高遠城」は、武田信玄時代の信濃支配における重要な拠点となった城でした。
山本勘助が改修したり、武田勝頼が城主になったりと面白い要素がいろいろです。
現在では、公園として桜の名所となっています。
江戸時代の高遠藩主・保科正之が会津藩へ転封となった際には、そば好きだったため高遠のそば職人を伴ったので、会津の地方にそばが広がり「高遠そば」と呼ばれ根付きました。
長野・高遠の「高遠そば」と福島・会津の「高遠そば」、その関係は現代に繋がるほど歴史が深いです。
水曜は、高遠のそば屋はそのほとんどが定休日かランチ営業までで食べることができず、もう一つの名物「駒ヶ根・ソースカツ丼」を食します。
ソースカツ丼は、福井県や福島県とそばの名物地には必須のセットだったりする…のです。