“ 往来をぶらぶら一人歩いてゐる ”
広島県・尾道市へぶらりと…
「みなひとの 衣のうらの たまわそも 仏ともなる 宝なるらむ」
標高144.2メートルの『千光寺山』の山頂から中腹に広がる『千光寺公園』
そして尾道のシンボル『千光寺』は、806年の開基で朱塗りの本堂は赤堂といわれ、この樹木に囲まれた場所から眺める尾道の景色は格別です。
「のどかさや 小山つづきに 塔二つ」(子規)
詩歌を刻んだ石碑を辿り散策する『文学のこみち』や、尾道にゆかりのある作家さんたちの資料を展示する『おのみち文学の館』、ポンポンと鼓のような音がする『ポンポン岩(鼓岩)』など、坂と階段を上り下りして尾道の見所を巡ります。
『猫の町』として尾道の別の魅力がありますが、この日は37度近い気温、暑くてもはや誰も猫も出てきやしません。
名物『尾道ラーメン』を食しようかと思ってましたが、あまりの暑さに食欲がわかず『チョコバナナワッフル』(648円)で涼しく美味しく栄養補給です。
帰りの寄り道として尾道に来ましたが、坂道から眺める海と町の景色が美しく、またそれぞれの趣を持った尾道の路が面白く何度も往復してしまいました。
まだ、いくつか巡っていない施設や場所があるのであらためて訪れたく思います。