“ 往来をぶらぶら一人歩いてゐる ”
在りし日のミャウー③ シッタウン寺院のまわりに
ミャウー市街の北には1500年代の寺院が密集しています。
まずはラタナボン遺跡。大仏塔を釣鐘型小仏塔が囲む、周辺でよく見られた様式です。
(②の記事の1枚目も同じ遺跡でしたね。)
続くシッタウンはミャウーを代表する寺院。
ホールには多くの仏像が並びます。
建立は1535年。
このとおり解説が流れますので、記録を書くのもひと安心。
内部には石造りのお堂があります。
背後に輝くネオンサイン、電力で可視化されたありがたさ。
修行する僧院で、参拝する寺院で、ちょっとした憩いの場所。
伝統があるけど、近代的な演出にも積極的。
単目的化されていない素朴さに暮らしとのつながりを感じます。
こちらも有名なアンドーテイン寺院。
夕暮れに再びシッタウンへ。
写真・文 / こんだ まさふみ
(2017.03)